日本詩人クラブ三賞決定

日本詩人クラブ三賞決定 ─2024年2月25日(日)第3回選考委員会にて(於:早稲田奉仕園)─

第57回日本詩人クラブ

松岡政則詩集『ぢべたくちべた』 思潮社

第34回日本詩人クラブ新人賞

井嶋りゅう詩集『影』 (文化企画アオサギ

第24回日本詩人クラブ詩界賞

正賞:無し
特別賞:棚沢永子著『現代詩ラ・メールがあった頃』 (書肆侃侃房)

贈呈式は2024年4月20日(土)14時〜16時30分、日本学士会館210号室、500円。 パーティー:17時〜19時、日本学士会館201号室、会費7,000円。当日の模様は後日、YouTubeにて配信予定です。

 

第57回日本詩人クラブ賞選考委員

川島完(委員長)・草薙定(書記)・新井啓子・江口節・鈴木有美子・中島悦子山田隆昭

第34回日本詩人クラブ新人賞選考委員

中尾敏康(委員長)・田中裕子(書記)・海東セラ・草野早苗・曽我貢誠・寺田美由記・宮本苑生

第23回日本詩人クラブ詩界賞選考委員

橋浦洋志(委員長)・広岡守穂(書記)・たかとう匡子・冨岡悦子・中村不二夫

◆2024年度 第74回H氏賞・第42回現代詩人賞が決定しました

おめでとうございます! さらなるご活躍をお祈り申し上げます。

2024年度 第74H氏賞(賞金50万円及び記念品)
受賞詩集『Uncovered Therapy』(思潮社
受賞者(尾久守侑(おぎゅうかみゆ))
受賞者プロフィール
1989年5月14日 東京都生まれ、東京都在住。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了。
詩集2019年『国境とJK』(思潮社)を上梓。その後、『ASAPさみしくないよ』『悪意Q47』(第9回エルスール財団新人賞受賞)。
詩集の他に、学術書として、『偽者論』(金原出版)、『器質か心因か』(中外医学社)他。

74H氏賞選考委員 上手宰(選考委員長)、富沢智、峯澤典子、中本道代、
池田順子、藤田晴央、青木由弥子(理事)

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2024年度 第42回現代詩人賞(賞金50万円及び記念品)
受賞詩集『楽園』(思潮社
受賞者(粕谷栄市)
受賞者プロフィール
1934年11月9日 茨城県古河市生まれ。現在、茨城県古河市在住。89歳。
早大卒。「ロシナンテ」「地球」「鬼」「歴程」同人を経て、現在、「森羅」同人。
詩集『世界の構造』『悪霊』『化体』『転落』『鄙唄』『遠い川』。

42回現代詩人賞選考委員 田村雅之(選考委員長)、岡野絵里子、廿楽順治、
               石田瑞穂小林弘明、鈴木東海子、春木節子(理事)

 

 

横浜詩人会2024 第3回 現代詩研究会

3月30日(土)13:30~16:30 港北公会堂 2号室

講師 中島悦子            

プログラム

1 ワークショップ 「言葉とイメージのストレッチ」

 休憩   

2 詩の発表と語り合い

 

詩の書き方がマンネリになってきたな、というお悩みはありませんか。

今回は、  今まで使わなかった言葉やイメージを使って、硬くなった言語の筋肉を ほぐしてみましょう。

お遊びと思って、気軽にご参加ください。

 

参加ご希望の方は、横浜詩人会ホームページまでお願いします。

 

                                                

『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』酒井聡平著 (講談社2023)

 現職新聞記者(北海道新聞)として勤務しながら、硫黄島の遺骨収集団に参加し、その実態を本書に結実した。まさに結実といっていい。ライフワークとして取り組みはじめた動機から、東京勤務中の奮闘。その活動を通して繋がる、硫黄島戦死者の家族、硫黄島生還者、硫黄島在住者の思いによりそう取材の数々は、心打たれるものばかり。戦後から現在までの硫黄島の利用の実態も大きなメディアでは知らされていないことが多い。また、遺骨収集の問題や課題についても、担当国会議員にインタビューするなど、説得力ある展開となっている。生き生きとした行動力溢れる文章も感動的。応援し続けたいと思った。

書評『風景をつくるごはん』真田純子著 (農山漁村文化協会)

共同通信配信で書評を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。

山陰中央新報・秋田さきがけ(12/9)、中國新聞下野新聞大分合同新聞(12/10)、日本海新聞長崎新聞(12/16)、 福井新聞宮崎日日新聞愛媛新聞・山陰新聞・熊本日日新聞埼玉新聞徳島新聞(12/17)、 神戸新聞(12/23)、上毛新聞(12/24)等

 

 

福井県ふるさと詩人クラブ 7周年記念誌

 アンソロジー『いろはにほへと』(文彩出版)に詩「夜の路面電車」を書かせていただきました。

新刊紹介

『岡崎純全詩集』(思潮社)

 没後6年を経ての貴重な全詩集です。

※もっとも根源的な福井(北陸)人を語った詩人として、長く記憶されるべき詩人であろうと私には思えてならない。                  倉橋健一

※岡崎純の詩の世界は娑婆苦に耐えて懸命に生きる人間の魂を慰籍し、深い安堵感をもたらしてくれる。得難い詩である。               広部英一

 

 

金井雄二『げんげの詩人、菅原克己』(書肆侃侃房)

小笠原眞『目下のところ』(ふらんす堂)

大島静流『蔦の城』(思潮社)

栁川碧斗『ひかりのような』(七月堂)

佐峰存『雲の名前』(思潮社)

 

■詩誌「潮流詩派275 特集麻生直子の世界」に中島悦子「『足形のレリーフ』よりー新しさが意味する傷跡」を書かせていただきました。

■「現代詩手帖 現代詩年鑑2024」の「今年度の収穫」アンケートに答えさせていただきました。