2016-01-01から1年間の記事一覧
福井新聞にエッセイを書かせていただきました。親の介護が身近になり、介護の痛みを理解できるようになりました。母の古い記憶をたどって行った雨晴海岸。雨晴なんてどういう意味だろう。雨を晴らす? 雨?晴れ? そんな名前の海岸なんてどこにあるの? とまどい…
詩誌 木立ち 125号発刊しました。 今年の夏は、モスクワ、サンクトペテルブルクを旅しました。プーシキンの家やドストエフスキー文学館などを尋ねて、歩き回りました。ロシア語も読めないのに、プーシキンの詩集や本など買ってしまいました。半年テレビの…
安岡章太郎展のイベント、小森陽一氏とリービ英雄氏の対談「安岡章太郎〜その作家としての姿勢」に行きました。 安岡の散文を徹底的に書く態度という照射のしかたから、意図的に詩的なものを排除する方法論は、今私のもっとも身近な関心事だったので大変興味…
8月19日(金)クロスバル新潟にて、新潟市民大学講座「言葉の力、語りの力〜新潟の文学、文芸と風土〜」で講演をさせていただきました。 講座名は、「震災後の社会と向き合う詩と言葉」です。六十名を超える方々にご参加いただきまして、誠にありがとうご…
共同通信配信で、リービ英雄『模範郷』の書評を書かせていただきました。尊敬する作家リービ英雄氏。『模範郷』は、優れた紀行文学であり、私小説です。滑り出しの一行目から心奪われます。光栄でした。南日本新聞、岩手日報、山梨日日新聞、熊本日日新聞、…
「DownBeat」8号を発行しました。私は、作品「北角」「赤路」を発表しています。今年のポエケット(7/10)にも参加します。今回は、同人が自分のミニアンソロジーを作って参戦します。
木立ちに「止血」を書かせていただきました。 第36回越前陶芸祭りに久しぶりに行ってきました。 越前焼の食器は、私にいつも故郷を感じさせてくれるので愛用しています。 今回もいろいろと購入しました。 窯元さん、作家さんとの話が楽しく、これも器を使…
福井新聞リレーエッセイつらつら紡ぐに「希望の光を求めて」を書かせていただきました。熊本の震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 活断層で起きた地震に触れて、福島を訪ねたことをオーパラップせざるを得ませんでした。写真は、双葉町のフ…
十八歳選挙権へ向けてのエッセイを書かせていただきました。柳田国男が社会の教科書を編纂したことはあまり知られていませんが、選挙権や社会の仕組みについて、小学生にむけて率直に心に響く内容になっています。今の大人が読んでも関心することしきりです。…
ゆっくりと停止 (鴻池朋子展「根源的暴力」より神奈川県民ホール2015/10/24〜11/28) 同世代の現代アート作家として、いつも注目している鴻池朋子さん。震災後は、「同じものではいられない」「元の生活をトレースするには、まったく違う体になってしまった…
新潟日報に白川静博士の文字学のことを書かせていただきました。福井県では、すでに白川文字学で漢字を教えている先生も多くあると聞いています。私も独学ですがそのひとりでありたい。大人でも漢字の奥深さのとりこになります。覚えるのがめんどうだとも思…