2023-01-01から1年間の記事一覧

新刊紹介

『岡崎純全詩集』(思潮社) 没後6年を経ての貴重な全詩集です。 ※もっとも根源的な福井(北陸)人を語った詩人として、長く記憶されるべき詩人であろうと私には思えてならない。 倉橋健一 ※岡崎純の詩の世界は娑婆苦に耐えて懸命に生きる人間の魂を慰籍し、深い…

新刊紹介

小川三郎『忘れられるためのメソッド』(七月堂) あなたが夢にで出てきたなら 私は夢を粗末にしない。 一心不乱に泣くこともしない。 夜になって 音のない雨が降ると 耳が聞こえるようになる (「夢」より) 白井知子『ヴォルガ残照』(思潮社) ヴォルガを下る船…

横浜詩人会 2023年  第2回 現代詩研究会

11月5日(日)13:30~16:30 瀬谷公会堂 講師 中島悦子 プログラム 1 講演 演題 「現代詩と私」 休憩 2 詩作品(希望者)合評会 横浜詩人会の新しい試みで、全3回の現代詩研究会を発足しました。 今年度は、私が講師を務めさせていただきます。 ご希望の方は…

「木立ち」146号発刊

「木立ち」146号発刊しました。 私は、「底の声」を書かせていただきました。伏字の「●●●●●」は、何だと思いますか。なんて、読む人も気にする人もいませんが‥‥・。 福井の詩人、北条裕子さん『半世界で』(思潮社)が出版されました。読み応えある詩集です。 …

DOWN BEATフォーラム7のお知らせ

徳弘康代詩集『igi 彙戯』を語り合う ◆2023年8月20日 15時-17時 ◆野毛地区センター 3階会議室 横浜市中区野毛町3丁目160-4 ◆資料代 500円 ◆ご予約・お問い合わせ 廿樂順治 info@tsuzura.com zoom参加もできます(無料)。 DOWN BEATメンバー 今鹿仙 小川三郎 …

書評『日本の自然をいただきます』(ウィニフレッド・バード著 上杉隼人訳 亜紀書房)

共同通信配信で書評を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。 秋田さきがけ・沖縄タイムス・北日本新聞・高知新聞・山陰中央新報(5/6)、福井新聞・中國新聞・下野新聞・熊本日日新聞・埼玉新聞(5/7)、日本海新聞・大阪日日新聞・中部経済新聞…

横浜詩人会 2023年 第1回 現代詩研究会

7月29日(土)13:30~16:30 瀬谷公会堂 講師 中島悦子 プログラム 1 講演 演題 「高村光太郎の戦後⇔戦後の谷川俊太郎」 休憩 2 詩作品(希望者)合評会 横浜詩人会の新しい試みで、全3回の現代詩研究会を発足しました。 今年度は、私が講師を務めさせていた…

新詩集紹介

川上明日夫『紙魚る家』(山吹文庫) この世のあわれに一献 魂は 冷(ひや)がいい 杉本真維子『皆神山』(思潮社) 完成度の高さ、言葉の温度、時間軸の自在さ、全てに心奪われる! しじみ、と思ったら、 自分の目が映っていた、 具のないみそしるを一口のんで、 …

放送大学 面接授業「現代詩を読む1」(神奈川)

今年度も無事に授業を終えることができました。 受講していただいた皆さん、ありがとうございました。 今回取り上げた詩人や作家の著書をさらに読み進めてみてくださいね。

放送大学 面接授業「現代詩を読む1」(神奈川)

放送大学 面接授業「現代詩を読む1」(神奈川学習センター) 2023年7月1日(土)-2日(日) 【授業内容】〈授業概要〉コロナという大きな厄災に見舞われ、戦争を身近に目撃した私達。それらを表現する言葉はネットなどに溢れているように見えますが、どのように受…

横浜詩人会 現代詩セミナー

横浜詩人会 現代詩セミナー 6月11日 (日) 14時-17時 神奈川公会堂 1号会議室 第2部 会員朗読会にて、詩の朗読をさせていただきます。 どなたでも入場無料です。 ご興味のある方のご来場をお待ちしております。

いしかわ百万石文化祭2023 「詩(うた)の祭典」

いしかわ百万石文化祭・第38回国民文化祭・第23回全国障害者芸術・文化祭 「詩(うた)の祭典」として、全国より現代詩の作品を募集しています。 募集期間は5/1-6/30で 募集要項は、以下のサイトをご覧ください。 BEdsuNmAVAA (ishikawa-bunkasai2023.jp) 私は…

詩誌「Down Beat」21号・「木立ち」145号発刊しました

「Down Beat」21号では、「動物ということ」、 「木立ち」145号では、「氷山」を書かせていただきました。 お読みいただければ幸いです。 講読ご希望の方はコメント欄にご連絡ください。 個人情報は公開しません。

新詩集紹介

定道明『木橋の穴』(思潮社) 北陸の地に生き、自己の人生を回想する散文詩集 「現代詩手帖」7月号にて書評させていただきました。 お読みいただければ幸いです(7/4更新) 徳弘康代『igi 彙戯』(金雀枝舎) igiが、小さな動物の顔に見えませんか? 細やかな温か…

日本現代詩人会国際交流事業2023 「日本と台湾の詩の今」のお知らせ

国際交流事業2023 日本と台湾の詩の今 日時 2023年3月18日(土)14:00~16:30 会場 早稲田奉仕園 リバティーホール 入場料 一般1000円 会員無料 開演 14:00 第Ⅰ部 開会のことば 八木幹夫(会長) ふたりの台湾詩人からのビデ…

中島悦子書評・三國万里子『編めば編むほどわたしはわたしになっていった』

共同通信配信で書評を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。 福島民報・沖縄タイムス・福島民友(11/26)、下野新聞(11/27)、秋田さきがけ・山梨日日新聞・山陰中央新報(12/3)、徳島新聞・愛媛新聞・大阪日日新聞・熊本日日新聞(12/4)、日本海…

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。 「木立ち」144号発刊しました。私は、「アレの転生」を書かせていただきました。 お読みいただければ幸いです。