2013-01-01から1年間の記事一覧
岡崎武志さんの古本をめぐる本のずっとファン。というか、岡崎さんが上京し、デビューする前から知っている。12月1日の両国のイベントも楽しかった。岡崎さんは、多才でイラストもうまい。久しぶりに会って、「著書はたぶん全部読んでるよ。偽名以外は。…
福井新聞にエッセイ「繋がりの中で」を書かせていただきました。 三国のONOメモリアルでの展覧会で出会った多くの方々に感謝します。 短い紙面では、書ききれないこともありましたが、いろいろな縁を時間の中、空間の中で感じました。記事は、以下の福井…
第三回『Down Beat』イベントをたけうま書房で行います。日時 11月17日(日) 14:00〜16:00 お題は、宇田川新聞さんの版画にメンバーが詩をつけて朗読します。宇田川新聞さんと廿楽順治さんのトークもあります。特に予約はいりませんの…
10日の新潟大学サテライトキャンパスでのワークショップにご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。 悪天候の中、おいでいただきました。 普段は詩を書かない方も、絵に触発されたかのようにすばらしい作品をご披露いただきました。私の…
詩を書こう〜アートから生まれる言葉〜 中島悦子のワークショップ 詩や言葉に興味のある方と共に、詩の書き方を考える機会にしたいと思います。アートが与えてくれる力や印象が、これまでの文学の認識を変えてくれることがあります。まずは、自分が書いてみ…
新潟日報に、先月の小野忠弘のイベントのことを書かせていただきました。新潟の地方文化のことももっと知りたいと思っています。 現代芸術家会田誠さんは、新潟出身ですよね。『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』(幻冬舎 2012)な…
戸田正寿氏をはじめ、たくさんの三国の方々にお世話になった「中島悦子展」も今日が最終日となりました。遠路から鑑賞していただいたみなさん、温かいコメントをよせてくれた友人のみなさんありがとうございました。 この展覧会については、新潟日報や福井新…
拙詩集が真ん中で恐縮ですが、全63冊がショーケースに展示されています。
小野忠弘「アンチプロトン」(1959年 184×183)は米国「Life」の表紙にもなりました。しかし、この巨大な作品の迫力は間近で見ていただいてこその価値があります。 針金、浮子、得体の知れない浮遊物、油絵の具・・・・。抽象表現でありながら…
小野忠弘「アンチプロトン」と対峙するかたちで、「海光をめぐる神話」が展示されています。石と木のオブジェは戸田正寿。二つの作品を繋ぐように、そっとおかれています。ONOメモリアルは、今回の展示のために水曜日のみ休館。 私は、この美術館から見え…
北陸戦後詩を切り開いた抒情詩人、広部英一の全詩集が刊行されました。母の死で詩的開眼を果たし、死者と生者が交感する魂の詩世界を構築した詩人の全貌です。 「現代詩手帖」十月号に特集が組まれ、私も「新しき「畝間」へむけて」という小論を書いています…
中島悦子・講演会 ワークショップ 「小野忠弘再発見」 日時 2013年9月15日(日) 午後6:00開場 6:15開演場所 福井市地域交流プラザ・アオッサ5階 602号室(福井市手寄1−4−1)第一部 中島悦子講演 「小野忠弘と私」 6:15〜7:00・ON…
「生誕100年 小野忠弘と未来展」の企画の一つとして、私の作品「海光をめぐる神話」が福井県三国のONOメモリアルに展示されます。 プロデュースは、世界的アートディレクター戸田正寿氏。小野忠弘の「アンチプロトン」(1959)に対峙するように、…
新潟日報に、エッセイ「町角の詩人」を書かせていただきました。新潟の詩人樋口恵仁さんとの出会いを綴りました。身近な詩人がまわりににいるかもしれないのに、隠れているのです。もっと話を聞いておけばよかった、そうならないようにしたいです。
「星座」(2013/7 第66号 かまくら春秋社)に詩「来世をめぐる神話」を書かせていただきました。戦後の遺骨収集がまだ終わっていないこと、来世は何に生まれるのかということをモチーフに短い作品を書きました。
今年は、萩原朔太郎『青猫』、谷川俊太郎『世間知ラズ』、町田康『土間の四十八滝』を①タイトル ②装丁 ③はじめの詩(1〜3) ④タイトル詩 ⑤おわりの詩(1〜3)と大胆に区切って読んでみました。 そして、演習として受講生のみなさんに好きな一冊の詩集を…
福井新聞にエッセイ「庭壊したる古家かな」を書かせていただきました。実家の小さい庭の話です。福井新聞ホームページでお読みいただけます。 http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/kaorukotoba/43822.html
7月7日東京江戸博物館で、東京ポエケットがありました。「Down Beat」や同人の詩集をお買い上げいただいた皆様ありがとうございました。感想などお聞かせいただければ幸いです。
六月二日は、日本の詩祭がありました。H氏賞と現代詩人賞の授賞式をかねています。今年度は、H氏賞は石田瑞穂氏の『まどろみの島』に決まりました。今回は、H氏賞の審査員を務めさせていただきました。いい詩集が選ばれたと思います。審査の過程が大変勉…
日本詩人クラブ秋田大会(5月11日・大潟村)で「深林をめぐる神話」を朗読させていただきました。 大潟村へ行く前に秋田文学資料館で「秋田の詩人たち」の展示を見ました。 沢木隆子、押切順三、吉田朗、小坂太郎などゆかりの詩集を手にとって読むことが…
神奈川新聞4月22日付記事でもご紹介いたたぎましたが、詩誌「Down Beat」 2号公開合評会をたけうま書房で、5月18日 2時より行います。司会は中島です。 入場料五百円。「Down Beat」の販売もします。 「Down Beat」の作品を…
今年度も、放送大学神奈川学習センターで面接授業を行います。昨年度の受講生の皆さんも是非いらしてください。また詩について語り合いましょう。 2013年 7月14日(日)10:00〜17:15 一回〜四回 7月21日(日)10:00〜17:15 五…
テーマは、「ディアスポラ・戦争・再生」。二人の作家が、朝鮮民族とチェチェン人が追放された悲劇の荒野を旅する中で編まれた対話集。DVD付き。 ディアスポラ(故郷喪失者)とは、誰か。二人が九年前に取材して丹念に集めたその生の事実・言葉は、今の福島…
二月二十七日にたけうま書房で行われたイベントを神奈川新聞で紹介していただきました(齋藤大起記者)。参加者のみなさんありがとうございました。定期的に現代詩にかかわるイベントや朗読会をしていきたいと思っています。
「DownBeat」2号に「深林をめぐる神話」を書きました。 宇野恵美記者の署名原稿「耕想「3.11後の表現」」に拙作取り上げていただきました。言葉の価値を問い続ける論に、胸が熱くなりました。
声をめぐる神話 中島 悦子「悪い子はいないかー」。「泣く子はいないかー」。鬼の声が響く。市民全員、低温火傷を負っている。みんな泣きたいが我慢をし、静まりかえり下を向く。暴動を起こす気力はない。なぜかそのままの姿勢で鬼にあやまる。これ以上、に…
福井新聞にエッセイを書かせていただきました。記事は、ウェブ版でもお読みいただけます。 http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/kaorukotoba/40463.html 文中の野良犬の太郎に死に別れて以来、動物は一度も飼っていません。太郎は、本当にハンサムでか…
放送大学元受講生のみなさんもよかったら、是非来てください。 今回は、柴田・小川の新詩集を端緒として、ゲスト詩人をお迎えして現代詩について語り合います。
会田誠氏の大規模な展覧会で、一気に堪能した。「天才でごめんなさい」「いいんですよ、天才で。かまいませんよ」と会話したくなる。あらゆる技術をもって、自分の表現したいことが自由になるという力量を見せられて、なおさら「天才でいいですね」とつぶや…
2012年12月26日、福井県立勝山高校で詩の指導のワークショップを開きました。竜田徹講師の意欲的な中原中也の詩の授業を見せていただき、勉強になりました。二年生の生徒の皆さんともお話する機会があり、大変うれしく思いました。詩を読むのは、越…