2021-01-01から1年間の記事一覧

中島悦子 エッセイ集『野良犬のいた頃』(虎芳書林)

福井新聞、新潟日報に連載させていただいたエッセイなどをまとめました。お読みいただければ幸いです。ご希望の方は、コメント欄よりご連絡ください。よろしくお願いいたします。個人情報が入ったコメント欄は、非公開とさせていただきますので、メールアド…

福井詩祭 ありがとうございました

福井詩祭の基調講演をお聞きくださってありがとうございました。思わぬうれしい再会もあり、ふるさとの温かさを感じました。コロナ禍のすきまでしたが、福井は感染者0が続いており安全に会ができたのではないかと思います。 同人誌、がんばって続けていきま…

2021 ふくい詩祭 基調講演

「2021 ふくい詩祭」で、 基調講演をさせていただくことになりました。詩に興味のある方、近県からもふるってご参加ください。 日時 11月20日 (土) 13時〜16時30分 場所 福井県教育センター 4階 大ホール 福井市大手2-22-28 参加費 無料 マスクをご用意くだ…

新刊紹介

野沢啓『言語隠喩論』(未来社) 詩で最も解き明かしたいことが隠喩。詩論の本質を追究しようという情熱に満ちた待望の書。 長田典子『ふづくら幻影』(思潮社) この詩集の着想を得、『ニューヨーク・ディグ・ダグ』と並行して書き続けたとはとてつもない力。 …

木立ち 139号 発刊しました

木立ち 139号 発刊しました。私は、「金曜日のアラスカ」を書かせていただきました。

Down Beat 18号 発刊しました

Down Beat 18号 発刊しました。私は、「Windowless」を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。写真も私です。 表紙がカラーになりました。消火栓おじさんもうれしそう!?

『もう一度読みたい日本の古典文学』(勉誠出版)

三宅晶子編『もう一度読みたい日本の古典文学』(勉誠出版)が上梓されました。 キャッチコピーは、「学校で教わっていた「古典」は実はこんなに面白かった!」です。受験勉強で図らずも古典嫌いを増やしてしまったのかもしれない古典離れ。そのままでは、宝の…

中島悦子「明暗微かに 〜井坂洋子『嵐の前』〜」(「詩と思想」2021.7)

「詩と思想」7月号、「私の好きな詩と詩人」コーナーに井坂洋子さんの詩集『嵐の前』を取り上げさせていただきました。井坂さんの詩に魅了され、詩を書き始めたころから尊敬する憧れの詩人です。 その世界があまりに深く、言葉を尽くすことはできませんでし…

新詩集紹介

心に染みわたる素敵な詩集です。 松下育男『コーヒーに砂糖は入れない』(思潮社) いのちにいじめられていると かんじる日が あります うでが もうにぶんのいち はえてきそうな日が あります 墓じまいを思いはじめた人たちへ 川上明日夫『空耳の後ろ』『肴の…

アレの話など  

アレの話など 中島 悦子 切れすぎる鋏はいけない。取扱い説明書をよく読もう。なにしろ子どもの前髪を真っ直ぐ切ろうかと思う前にぱらりと散っていく。子どもが不意に動く。ぱらり。また何か言ってぐずると額に。おかげで柔らかい額や耳に数か所傷を付けてし…

新刊紹介

「tele.」(慶応義塾大学 詩社 歌伍 笠井裕之氏) 大学の授業で現代詩を読み、書くという試みからアンソロジー詩集が生まれました。ワクワクする自由な言葉たち。よくきたね。 須永紀子『時の錘り』(思潮社) レビヤタンに追われたきみが 神話をくぐって帰還す…

書評 バズ・ドライシンガー『囚われし者たちの国』(紀伊国屋書店) 梶山あゆみ訳

共同通信配信で、バズ・ドライシンガー『囚われし者たちの国』の書評を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。 北国新聞(3/20)、北日本新聞(3/20)、琉球新聞(3/21)、信濃毎日新聞(3/27)、山陰中央新報(3/27)、宮崎日日新聞(3/28)、上毛新聞(3…

新詩集紹介

廿楽順二『春の私鉄』(改行屋書店) 靴をなくす夢を一生川面にうつしていくんです 阿部嘉昭『かけら世の』(響文社) かぎりなくゆくうつくしいせなか くびのなくとおい馬群のゆうぐれだ 久納美輝『アイスバーン』(インカレポエトリ叢書 七月堂) 昼下がりに街を…

側転少女 (JAN 59号)

横浜市教育文化研究所の冊子「JAN 59号」に詩を書かせていただきました。 インドのあるレストランの前で、たったひとりで輪くぐりや側転の芸をみせている少女がいました。裸足で、顔には頬紅をつけて。コロナ禍、あの少女はどうしているのでしょうか。しきり…

ダウンビートフォーラム11 ウェブイベントのお知らせ

ダウンビートのウェブイベントのお知らせです。2月28日2時より、金井雄二・谷口鳥子の新詩集の朗読・トークを行います。くわしくは、ダウンビートのフェイスブックをご覧ください。チケットは、以下からお申込みください。無料です。 https://downbeatforum-…

あけましておめでとうございます

昨年は、『現代詩手帖』の「詩誌月評」をお読みいただき誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 コロナ禍で先の見えない日々が続きますが、一歩一歩進んでいきたいと思います。