2020-01-01から1年間の記事一覧

Down Beat17号 発刊しました

Down Beat17号 発刊しました。「よどみ」を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。 大雪のニュースもあり、お気を付けください。

中島悦子・詩「アレの話など」(ユリイカ 12月号)

「ユリイカ 12月号 特集 世界の偽書」(青土社)に、詩「アレの話など」を書かせていただきました。 偽書というものを詩のなかに封じていく。そこに書物を胚胎しているメディアとして息づく詩というものがふたたび立ち現れるようなところがあるのではないか。…

『現代詩手帖』の「詩誌月評」終了(12月号 特集現代詩年鑑)

2020年の『現代詩手帖』の「詩誌月評」欄、お読みいただき誠にありがとうございました。コロナ禍の中、多くの詩誌に向き合えたことは貴重な経験でした。 いろいろと勉強させていただきました。これからもよろしくお願いいたします。 同号に「靴」が再録され…

定道明「ささ鰈」(編集工房ノア)書評

書評「人生の満ち引き― 定道明氏『ささ鰈』」を「イリプスⅡnd 32」に書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。珠玉の小説集です。

心の花束

ありがとうございます。

新詩集紹介

金井雄二詩集「むかしぼくはきみに長い手紙を書いた」(思潮社) おおきな花束 ふたつ かかえて いろんな人がぼくを見て 笑っているような 笑っていないような 谷口鳥子詩集「とろりと」(金雀枝社) インターホンに黄緑のシャツ 耳もとから喉 つづく髭。湿って…

木立ち 137号発刊しました

木立ち 137号発刊しました。私は、「気配」を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。 同人の詩集が上梓されました。 今村秀子詩集『つまからほどきましょ』 (思潮社) つまから ほどきましょ たとうしにくるまれたあかいきものは もう 森文子…

甘栗  (『マッチ売りの偽書』より)

川上未映子様 今頃気が付いて、すみません。6月26日のツイッター拝見しました。 拙作つぶやいていただいてありがとうございます。 中華街をあてもなくふらついていて、煮詰まった辛い思いを書いた詩です。 心のどこかに残る作品が一編でも書けたのかなって、…

インカレポエトリ叢書

小島日和『水際』 広場のある街に越していきます。広場には人が溜まります。 川上雨季『節節』 息を吐く、白い煙はすぐに空中に分散し色を失ってしまう。 内堀みさき『普通の一途』 眼球と景色を剥離させたい 若い人の意欲作。新しい風が吹いています。

新島 

新島 中 島 悦 子 炒飯作れる? なら、ちょっとはましかな 料理作れるっていいかんじにおもえるけど そうでもないか あんたのどうにもならないところ 混ぜて炒めてあげようか? 新たに噴火した島に 人間が住めるようになるのは 十五万年後だって 吸血鬼の役…

ありがとうございました。ダウンビートフォーラム10

ダウンビートフォーラム10にご参加いただいた皆様ありがとうございました。松下育夫様(神奈川)、小笠原眞様(青森)をはじめ、新潟や福井からも来ていただきました。インカレポエトリの学生さんにも参加していただいたこともうれしかったです。おひとりおひと…

Down Beat フォーラム 10 のお知らせ

中島悦子 詩集『暗号という』を語り合う 『藁の服』(小熊秀雄賞)から5年ぶりの中島悦子の新詩集『暗号という』が 2019年8月刊行されました。(参考:思潮社書籍紹介ページ) この詩集をテーマとしたフォーラムをオンラインで開催いたします。 Down Beat 同…

詩誌「木立ち」136号発刊しました

私は詩「十二月の菜の花」を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。よろしくお願い致します。

詩集『暗号という』(思潮社)

辺見庸氏のブログ2020/5/12で、拙著をご紹介いただきました。ありがとうございます。 連夢 中島悦子 漆黒の闇にも扉があり いくつ開けても墓と厠ばかり ああ またか ああまたか ああまたか ああまたか 土ばかりのへこんだところに まばらに待ちわびて座って…

中島悦子書評・ドーン・ラッフェル著「未熟児を陳列した男」(原書房)

共同通信配信で、書評「未熟児を陳列した男」(ドーン・ラッフェル著 原書房)を書かせていただきました。お読みいただければ幸いです。 掲載紙は、北日本新聞4/25、大分合同新聞4/26、中部経済新聞5/2、埼玉新聞5/3、宮崎日日新聞5/3、福井新聞、山梨日日新聞…

放送大学面接授業中止のお知らせ

放送大学では、2020年度第1学期の当初予定の面接授業は、全面的に中止することが決定されました。神奈川学習センターにおける私の面接授業「現代詩の鑑賞10 比喩のありか」も同様です。 受講予定だった学生の皆さん、コロナに十分お気をつけになりお過ごしく…

小笠原眞 『続・詩人のポケット』(ふらんす堂)

小笠原眞氏の『続・詩人のポケット』(ふらんす堂)が刊行されました。 その中に「危ない綱渡りに挑み続ける中島悦子の世界」として、詩人論が掲載されています。私にとりましては、はじめての詩人論を書いていただきました。どうもありがとうございます。是非…

放送大学2020 面接授業「現代詩の鑑賞10」

本年度も放送大学神奈川学習センターにて面接授業「現代詩の鑑賞10」を開講します。 詳しくは、放送大学ホームページをご覧ください。

「現代詩手帖」詩誌月評を担当させていただきます

新年明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願い申し上げます。 2020年「現代詩手帖」詩誌月評を担当させていただくこととなりました。 浅学菲才の身で、何百冊規模の全国区の詩誌の中に飛び込むとは無謀ですが、この機会に学ばせていただきたい…