2017-01-01から1年間の記事一覧

文学カフェ 「たのしみは現代詩」 2017/12/17 福井県ふるさと文学館

文学カフェにおいでくださった皆様ありがとうございました。福井は、例年より早い雪でしたが、定員30名のところ50名以上の方がお集まりいただきました。http://www.library-archives.pref.fukui.jp/index.php?key=jo0qxk7nc-5658#_5658また、日刊県民福井の…

中島悦子書評・荻野アンナ『カシス川』

荻野アンナ『カシス川』の書評を共同通信社配信で書かせていただきました。母を亡くしたばかりでしたので、本の内容は身に沁みました。お読みいただければ幸いです。福井新聞、新潟日報、神奈川新聞、佐賀新聞、徳島新聞、高知新聞、信濃毎日新聞、岐阜新聞…

中島悦子・詩「甘栗」(『マッチ売りの偽書』より)

甘栗 「物語」を信じなくなって数年。甘栗売りとして路上に立っている。甘栗を焼く焼けた小石の渦まきを見るのが一日の仕事。栗は不確実な小惑星のようにぐるぐると磨かれ、地獄のようなかたまりとなって、どれも一日を数秒で終え、何万年かをかきまわす。か…

中島悦子・エッセ―『母の骨』(福井新聞 2017/11/15)

福井新聞リレーエッセーに『母の骨』を書かせていただきました。今年6月に91歳で亡くなりました。私事を題材にしてしまいましたが、すみません。義母も7月に亡くなり、全ての母なる人に感謝するこの頃です。

神奈川新聞文芸コンクール表彰式

神奈川新聞文芸コンクール表彰式で、入賞者のみなさんとお会いすることができました。作品の書かれた背景などもお聞きすることができ、言葉の奥行を感じました。さらなるご健筆をお祈りいたします。高校生の入賞者の存在が光輝いていました。是非書き続けて…

福井県ふるさと文学館 文学カフェのお知らせ

福井県ふるさと文学館 文学カフェでお話しさせていただくことになりました。タイトル 楽しみは現代詩 講師 中島悦子 日時 平成29年12月17日 日曜日 14時より 会場 福井県立図書館 研修室 参加費 250円 飲み物代先着順30名様です 福井県ふるさと文学館 電話07…

中島悦子・エッセイ「大河のまこと」(季刊「びーぐる」37号)

季刊「びーぐる」37号の特集新川和江 詩の生まれるところ でエッセイを書かせていただきました。新川和江氏の詩の魅力は、語りつくせません。読み継がれていく温かさ、哲学があります。

第47回 神奈川新聞文芸コンクール入賞作発表

5日に、第47回 神奈川新聞文芸コンクール入賞作が発表されました。最優秀賞の川島洋さんはじめ、7名の佳作の皆さん、ご受賞おめでとうございます!。 受賞作は、順次神奈川新聞に掲載されます。短いですが、各作品に講評を書かせていただいています。授賞式は…

第35回 現代詩花椿賞

第35回現代詩花椿賞(資生堂)に井坂洋子氏『七月のひと房』がご受賞なさいました。おめでとうございます。 生活を命を死をいつも繊細に斬新に捉え直したい…ひとつひとつの詩と深く語り合える余韻に満ちた詩集です。

「早稲田文学増刊 女性号」川上未映子編集

「早稲田文学増刊 女性号」川上未映子編集が、9月20日に発刊予定です。 中島悦子の詩「被流の演技」が掲載されます。詳しくは、川上未映子氏のホームページをごらんください。 http://www.mieko.jp/ なお、各著者の著書なども集めたブックコーナーなども予定…

down beat10号 発刊しました

中島悦子詩「暖海」「再会」発表しました。福井新聞5月31日、リレーエッセイに「学びの泉」を書かせていただきました。 今年度の放送大学の「現代詩の鑑賞 韻文と散文」についてです。福井県ゆかりの作家で最後の文士と呼ばれる高見順についても触れています…

小熊秀雄賞受賞詩集詩撰刊行

「小熊秀雄賞受賞詩集詩撰しゃべり捲れ」が実行委員会より刊行されました。拙詩集『藁の服』より、5作品が収録されています。旭川の実行委員の皆様ありがとうございました。貴会のさらなるご発展をお祈りしております。

中島悦子・詩「首都の青」(「神奈川大学評論」87号)

「神奈川大学評論」86号に詩を書かせていただきました。特集は、「ロシア・東欧の100年」です。拙作はプーシキンの決闘をモチーフに現代社会と絡めて創作しています。

神奈川新聞文芸コンクール

神奈川新聞文芸コンクールの現代詩部門の審査員になりました。締め切りは6月30日。奮ってご応募ください!詳細は、神奈川新聞ホームページまでお願いします。

町田康ライブ「汝、我が民に非ず」

町田康ライブ「汝、我が民に非ず」に行ってきました。町田氏が、「わけのわからんもんどうし、ええやないですか。わかってたら、こんなことしてません」と言う。こんなことを言える五十代はいいな・・・。 最後は、「群像」でお世話になった元編集長に捧げる…

中島悦子・詩「風力」(「文藝春秋」2月号)

「文藝春秋」2月号に詩「風力」を書かせていただきました。小さな不思議なスペースですが・・・。それでも、読み飛ばされてしまうのかな。二月を意識して書いてみました。

詩誌 Down Beat 9号 発刊しました

中島悦子「晩月」「散骨」を発表しています。老いること、死ぬこと、愛することのありのままを見つめていかなければと思います。 詩誌「木立ち」126号には、「貨車」を書いています。