放送大学2014第1学期「現代詩の鑑賞4〜イメージの形成〜」の講座のご案内

 本講座は、様々な詩人の作品を文化的、歴史的背景をたどりながら鑑賞します。今回は、萩原朔太郎谷川俊太郎伊藤比呂美の詩集をとりあげて、言葉とイメージの関係性を繙いていきます。印象に残る比喩や表現は、どのような映像や感情を私達にもたらすのでしょうか。また、演習として美術作品のイメージをいくつかの言葉に置き換えたり、印象をまとめたりして具体的にイメージ形成の方法を考えます。受講生どうしの話し合いも大切にしながら、文学批評、作品鑑賞の眼を養います。

2014年7月6日(日)10:00〜17:15

第1回 萩原朔太郎『月に吠える』①
第2回 萩原朔太郎『月に吠える』②
第3回 谷川俊太郎『まっ白でいるよりも』①
第4回 谷川俊太郎『まっ白でいるよりも』②

2014年7月13日(日)10:00〜17:15
第5回 伊藤比呂美『河原荒草』
第6回 その他の詩人の作品
第7回 美術作品から育む言葉①
第8回 美術作品から育む言葉② まとめ
放送大学 神奈川学習センター 
横浜市南区大岡2−31−1  電話 045−710−1910

4月24日から再受付がはじまり、開講日の一週間前まで受け付けています。
この講座のみの聴講生も可能です。

美術作品では、古賀春江の絵と詩を取り上げます。
また、現代美術作家・小野忠弘と私の詩作品のコラボレーションもご紹介します。
これまでの受講生の方も重複しませんので是非ご参加ください。