詩誌「木立ち」50年

二十四歳で「木立ち」に入れていただいて、三十年以上の月日が流れました。文学の世界は厳しくて、それに耐えて書いても辛いことばかりです。現代詩は、一般の読者から遠くなってしまいました。それでも続けるのは何故か…。まだ見ぬ表現の世界を見てみたいからとしか言えません。一緒に書いていく先輩や仲間がいなくては、自分の作品は、たちまち今以上に独善的なものに陥ってしまうでしょう。努力し続ける同人とこれからも歩いていきたいと思います。

6月22日の福井新聞には、川上明日夫氏、今村秀子氏とともに談話を載せていただきまました。岩城一彦記者ありがとうございます。